貯金が増えて気づいた、本当の優しさ

貯金が全然なかった頃の僕は、今振り返るととても自己中心的だったなと思います。

もちろん自分ではそんなつもりはありませんでした。

でも心のどこかで「自分のことを分かってほしい」という気持ちが強く、人の行動を無意識のうちにコントロールしようとしていました。

相手が自分の思う通りに動いてくれないとイライラする。

思い返すと、昔お付き合いしていた彼女に対してそれがよく出ていたなと思います。

口では何も言わないのですが、

「もっと分かってほしい」
「察してほしい」

そんな気持ちを声のトーンや表情、雰囲気でアピールしていました。

その結果、

「翔大といても楽しくない」

そう言われてしまい、何度も関係がうまくいかなくなりました。

当時は相手が悪いと思っていましたが、今なら分かります。

問題は相手ではなく、自分に余裕がなかったことでした。

お金に余裕がない。

心にも余裕がない。

だから常に自分のことで頭がいっぱいになり、人のことを考える余裕がありませんでした。

そうした経験を通して僕が学んだことがあります。

それは、

近くにいてくれる人ほど大切にしなければならない

ということです。

自分のことを信頼して近くに来てくれる。

時間を使って会いに来てくれる。

話を聞いてくれる。

そんな人たちの存在を当たり前だと思ってはいけない。

もしその信頼を裏切るような生き方をしていたら、まだ会ったこともない人に優しくすることなんてできないと思うのです。

ここで言う優しさとは、相手に媚びたり合わせたりすることではありません。

相手の幸せを本気で願えること。

それが本当の優しさだと僕は思います。

では、どうすればそんな状態でいられるのか。

僕はお金の使い方が大きく関係していると思っています。

昔の僕は周りによく見られたくてブランド物の財布や服を買っていました。

そして見た目がかっこいいという理由だけでSUVの車も買いました。

買った瞬間は嬉しいです。

幸福感もあります。

でも、その気持ちは長く続きませんでした。

むしろ毎月の支払いに追われるようになり、心の余裕はどんどんなくなっていきました。

今は以前ほどお金を使わなくなりました。

なぜそうなったのか。

それは自分の幸せの定義を考えたからです。

僕にとっての幸せは、高級な物を持つことではありませんでした。

自分を信頼してくれる人。

近くにいてくれる人。

そんな大切な人たちのために時間やお金を使えることでした。

そう気付いてから、見栄のためにお金を使うことが減りました。

貯金が増えたことで心に余裕が生まれ、人のことを考えられる時間も増えました。

だから僕は、

貯金が増えると人に優しくなれる

と思っています。

もし今、お金の使い方を見直したいと思っている方がいるなら、一度自分と向き合う時間を作ってみてください。

自分にとって本当の幸せとは何なのか。

何のためにお金を使いたいのか。

そこが明確になると、お金の使い方も人生の方向性も少しずつ変わっていくと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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