昔の僕は、お金があればあるだけ自分の欲しいものに使いたい人でした。
好きな服を買う。
欲しかった車を買う。
自分の「好き」で人生を埋め尽くせば幸せになれると思っていました。
実際に買った時は嬉しかったです。
でも、しばらくすると気づきました。
「あれ?思ったほど幸せじゃないぞ」
自分の好きなものに囲まれているはずなのに、なぜか満たされない。
この矛盾に長い間苦しんでいました。
今振り返ると、その原因はシンプルでした。
お金に余裕がなかったのです。
お金がないから不安になる。
不安だから焦る。
焦るからもっと欲しくなる。
そんな状態でした。
だからこそ、今の自分を少し褒めてあげたいと思います。
お金がない時に、「もっと稼がなきゃ」と焦って走らなかったことです。
もちろん収入を増やすことも大切です。
でも、お金に余裕がない状態で稼ぐことばかり考えると、どうしても視野が狭くなってしまいます。
そこで僕は、まずお金の使い方を見直しました。
・自分がどんな保険に入っているのか確認する
・通信費を格安SIMにする
・不要なサブスクを解約する
・ローン残高を把握し、返済に集中する
地味なことばかりです。
でも、この見直しによって固定費を下げ、お金が自然と残る仕組みを作ることができました。
すると少しずつ心にも余裕が生まれてきました。
お金の勉強を続けるうちに、価値観も大きく変わりました。
以前は自分のためにお金を使うことばかり考えていました。
でも今は、友達や家族、恋人との関係を良くするためにお金を使う方が、よほど幸せだと感じています。
そして何より変わったのは、「焦らなくなったこと」です。
以前は残業をしたくて仕方ありませんでした。
少しでもお金を増やしたかったからです。
でも今は、残業をしなくてもお金が残る仕組みがある。
だから焦らない。
この安心感は想像以上に大きいものでした。
僕はお金そのものが欲しかったわけではありません。
本当に欲しかったのは、「自由に選べる状態」だったのです。
働くことも選べる。
休むことも選べる。
誰かのために時間を使うことも選べる。
お金はその自由を広げてくれる道具です。
派手な贅沢をしたいわけではありません。
ただ、焦らず、自分の意思で人生を選べる状態でいたい。
お金の勉強をして一番良かったことは、きっとそこなんだと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント